登山・の故障・ケガ
詳細解説
登山の整体院では、さまざまな登山傷害に対する最適な施術と、改善のための個別アドバイスをおこなっています
膝が痛い
膝が痛い・山の後つらい・下山で痛む
登山で…
「下山で膝が痛くなる」
「連泊だと二日目がつらい」
「登りで足が攣ってしまう」
「夜行バスを降りたあと膝がこわばる」
「山行のあと日常がつらい」
登山では、膝の周りの筋肉が固いまま、長い降りなどハードな行程をこなすと痛くなってしまいます。つま先・股関節・上半身の動き…などをうまく使わずに歩くと、膝にかかる衝撃が大きくなります。
街を歩くのと同じ歩き方で山を歩いてはいけません。街では30分以上歩くことは稀ですが、山では丸一日、それもアップダウンや大きな段差を乗り越えて歩き続けるのです。
街と同じように歩けば、すぐに足は攣り、膝は痛くなってしまい、楽しい山行も台無しです。
山で膝が痛くなってしまう主な原因は、
・骨盤・膝周辺の「筋肉のコリ」
・間違った「歩行フォーム」
・脚周りの「筋力不足」
…です。これらが原因で、
・膝周辺の筋肉に炎症が起きたり
・膝関節に片寄った衝撃が加わって痛みが出たり
・腱や靭帯が腫れて痛くなったり
…ということが起きてしまいます。
膝周辺の筋肉・腱・靭帯・関節組織などで”炎症”が起こってしまうのです。これが膝の故障の主な原因です。
このような症状を繰り返すと、
・半月板損傷
・骨挫傷
・疲労骨折
・変形性関節症
…といった、より重い深刻な障害にもつながってしまいます。
ここまで進んでしまうと、少なくとも数ヶ月・長ければ1年以上登山ができなくなってしまいます。場合によっては、登山ができない膝になってしまうこともあるのです。
・・・
いずれにしても、いちど炎症が起きて痛みが発生し、「だましだまし」膝を酷使してしまうと、慢性化します。
湿布薬や注射など、薬物で痛みを一時的に抑えることはできますが、それは「治った」こととはまったく違います。
たとえば・・・風邪のとき、解熱剤を飲むと熱は下がります。でも風邪が治ったことにはなりませんね?熱が下がっても、本当に風邪が治るまで寝て休む必要があります。
膝の痛みも同じです。湿布を使うときも、それと同じように考えないと大失敗します。薬で痛みを抑えて山に登ったら、薬が切れたとき、更にひどくなっているんです。
身体は相当ひどくなるまで我慢してくれます。しかし、それをいいことに無理を続ければ、ちょっとしたセルフケアなどでは、まったく痛みが引かなくなってしまいます。これが「慢性痛」です。
さらに、膝の痛みの原因になるのは、膝周辺の筋肉だけではありません。
脚の付け根、つまり股関節が正しく動いてくれているか?・・・これも重要です。
股関節の周りには
数多くの「インナーマッスル」があり
下半身と上半身をつないでいます
股関節周りには数多くの「インナーマッスル」があり、それらが下半身と上半身をつないでいます。無理な動作の繰り返しにより、それらの筋肉に疲労が溜まり、膝のストレスを増やしているケース。これはとても多いです。
故障の根本には
インナーマッスルのコリがあります
股関節や腰周辺の、インナーマッスルが固くなったまま、歩行を続けると痛くなってしまうのです。
膝の痛みは、上記原因のほか、大腿部(太もも)の筋肉の硬直化が関わっていることがほとんどです。さらに、足底筋膜やふくらはぎの硬さも影響し、膝に痛みを起こします。
半月板・靭帯損傷・骨挫傷
(手術後も含む)の対応
半月板または靭帯損傷の方や、骨挫傷・疲労骨折など(手術後も含む)の対応も、基本的には上記を含みます。
すべてのケースで完治できるわけではありませんが、その場合も症状の軽減を目指す方向で、ケアを進めることは可能です。
膝の関係する筋肉群の、筋バランス・筋肉のコンディショニング・筋膜のリリース等により、痛みを軽減したり、痛みの出る範囲を小さくしたりしていきます。
登山の整体院では、さらに、頚椎〜骨盤の筋バランス調整と、膝・股関節関節の周辺の筋・筋膜リリースにより、膝や股関節周辺の痛みにアプローチします。
膝や股関節周辺に痛みをかかえる方は、腰や骨盤周り・また頸部(首)などにも、問題を抱えていることが多いものです。
そのため、部分的に対処しても良くならないのです。痛みの根本原因になる部位にアプローチし、筋肉のコリの原因部分からサポートします。
登りながら治したい!
山が好きなら、誰しもそう思います。ただ、スポーツを続けながら身体をよくしていくのは難しいものです。ただし、登山の整体院では、一定の条件のもとで、
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ひどい慢性痛 : 週1回程度
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軽い慢性痛 : 月2回程度
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改善後の再発防止 : 月1〜2回程度
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ケガの場合 : 基本的に一定期間のレストが必要
…の通院を目安に、「登りながら改善するプラン」もご提案させていただいてます(*身体の特性や、症状によって進め方は異なります)。
改善に”魔法”はありません
改善に”魔法”はありません。なぜなら、特に慢性痛は”生活習慣による故障”だからです。月に1〜2回程度の通院では、「登りながら改善する」のは難しいです(*取り組み方によっては、可能な場合もあります)。
中途半端な対応は
ある程度よくなっても持続しません
中途半端な対応では、ある程度よくなっても持続しません。通院をやめた途端にぶり返し、努力が水の泡になってしまうのです。強くなるため、楽しく登るため、ときには普段とは違った努力が、やはり必要です。お互いに協力しながら、時間を作っていきましょう。
登りながらの改善には
徹底したセルフケア習慣が必須です
山に登りながらの改善には、徹底したセルフケア習慣が必須です。施術で改善しやすくなった身体を、次の来院まで維持する必要があるからです。毎日欠かさず正しいセルフケアを続けることが前提です。
登山の整体院では、あなたに合ったプランをご提案しながら、毎日できるセルフケア法も随時お伝えします。
① 施術
② 適切なセルフケア法
③ 日常でできる取り組み指導
これら3つで
”ぶり返しのない復帰”
をサポートします!